<第15回>「退職代行サービス」と「退職交渉」と「己の経験値」と

仕事

こんばんは~。masaです。

今回は「退職代行サービス」について考えてみようかと🤔

前職を16年間勤め上げた訳ですが、入社最初の2年は首都圏にほど近い支店に所属し、前職最後の1年間を現在の生活拠点から隣県の営業所に通いで所属し、その間の13年間を現在の生活拠点の近くの営業所で仕事をしてきた訳です。

13年間在籍した営業所は所長と所長より発言権がある??(笑)業務の人と僕と20代後半の若い後輩の4人で運営してました。

他の営業所の社員がバッタバッタと辞めていく中で唯一無傷だっという(笑)

この4人それぞれに個性というかキャラクターを持っていて、それぞれ何かしらの不満を抱えていても誰一人欠ける事もなく、あ~ダ、こ~ダ言いながら日々仕事に奮闘するそんな営業所でした。(笑)

結局のところ所内でのパワーバランスが上手く取れていたんでしょうね。

恐らく最後の1年間の隣県行きが無ければ僕自身、会社に不満を持ちながらも今も前職で働いていたんではないかと思える位の職場環境でした。

そして、僕が隣県に異動になったタイミングで支店から20代前半の若い後輩が補充要員として僕のデスクを使う様になった訳です。

そんな20代前半の若い後輩が今朝、退職代行サービスを使って突然辞めたと当時の同僚からLINEが…

退職代行サービスって、そもそも…

僕が前職に在籍していた時も何名かが代行サービスで辞めたの見聞きしていたので、何となくは知っていましたが。

表現が適当か分からないけど、夜逃げに近い位用意周到というか何というか…

ある営業所で、若い社員が出社しないので自宅に様子を見に行くと家財道具も自家用車も何もない状態。

時を同じくして本社に代行サービスから「xx様の代理の者です」と退職の意思と退職日を告げる電話があり、当然営業所の管理者は「えっ??」となりますよね。

で、机の引き出しを開けると、携帯と保険証など会社からの貸与品が綺麗に並んでいたという(;^_^A

今回は現職で色々覚えることで一杯なので(笑)詳しくは聞いていないけど恐らく同じ状況だったのではないかと思います。(;’∀’)

んで、この「退職代行サービス」調べてみると2018年頃から注目されている、まだ若い業界の様ですね。

元々は「慰留ハラスメント」と呼ばれる、退職交渉の際のトラブル(恫喝や拒否)が嫌で退職を言い出せない事象にヒントを見つけ退職希望者の味方としてスタートしたのが元々の様で。

ザっとググっただけでも10社以上、代理人として退職の意思と退職日を会社に伝えるまでが基本コースで¥27,000~¥50,000位。

契約方法は、LINEや電話そしてホームページからコンタクトを取り費用を振り込んで契約と実に簡単そうです。

取り扱い案件も、慰留ハラスメントだけでなく契約社員が契約期間中の途中退職や入社直後のギャップによる退職など僕的にはえっ?(-_-;)と思える内容まで様々…

会社によってはO/Pで未払い残業請求なども取り扱っている様で…

「明日から会社に行かなくてもOK!」なんてPRしている業者もあり、とにかくスパッと気軽に即日・確実に会社と縁が切れるのが売りの様です。

「退職代行サービス」と「退職交渉」と「己の経験値」と

まず、民法第627条で「民法では期間の定めのない雇用契約については、解約の申し入れ後、2週間(但し、月給制の場合は、当該賃金計算期間の前半に申し入れて下さい。)で終了すること」としっかり法律で定められています。

僕は、退職交渉の際に上記の事を知っていたので

裁判??やってみろよ

恫喝??勝手にどうぞ。思いは変わらんけど

慰留??意思表示した時点で気持ちは変わりませんが

そんな気持ちで臨みました(笑)

確かに退職交渉って転職活動の中で精神的に一番キツイ場面ではあるんだよね。

僕の場合は、恫喝も脅しも無かったけど(嘘くさい慰留はあったけど(-_-;))、慰留ハラスメントされる事が予め分かっている様な職場環境なら心を壊す前に、退職代行サービスを使ってスパッと辞めた方が良いと思ってます。

けど、上の様な職場環境でないのなら退職交渉を経て会社を辞めるべきだと僕は思います。

理由は簡単「己の経験値」にならないから。

人間は経験で成長していく生きものです。※今更ですが(笑)※

サラリーマンやっている以上、社内・社外で交渉事は必ずあります。

恐らく退職交渉は、交渉の中でもハードルの高い部類に入るんではないでしょうか。

関係性の良し悪しは別としても、一度はコミュニケーションがあった仲ですからね。

その関係を切る行為程、大変な事はありません。(;’∀’)

それに

部下が辞めるってなると責任を問われるのは管理者ですからね。

当然、管理者自身の査定にも直結する問題ですから、そりゃ管理者としても必死ですよ(;’∀’)

僕はこの交渉で自分の考えを最後までブレずに突き進んだ経験と自信があるから、新しい現職の環境でも臆することなく堂々と仕事に取り組めています。

逆に退職代行サービスを使って会社を辞めてしまうと、簡単に会社を辞めれるって事が経験値となって、嫌な事があったり他にやりたいことが見つかれば代行使ってサクッと会社辞めればいいやーって安易な考えを持ってしまい、仕事に愛着がわかないんじゃないかなぁと思ってしまいます

辞めてしまった後輩にも是非、退職交渉を経て強くなって欲しかったんだけどなぁ。( ノД`)

安易な経験が今後のキャリアを形成する上で苦労とならなければ良いけど…

って余計なお節介をしてしまう40過ぎのオジサンでした_(._.)_

 

因みに、我々オッサン世代は退職交渉を「筋を通す」とも表現しますが、最近の20代は退職代行サービスについて「コスパが高い」と表現するのだそうです。

つまり、退職交渉自体が時間のムダの様です(;´・ω・)

確かに辞める会社に時間を費やす労力はムダではあるが…

合理的な考えって言ってしまえばそれまでですが、時代と共に価値観も変化しちまったのかなぁ🤔

 

どうやら今回も主観的に書いてしまった様です_(._.)_

ではでは(^.^)/~~~

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